2017年8月27日日曜日

2017年 夏の甲子園は花咲徳栄が優勝! 2017年の教訓

2017年の夏の甲子園は、

花咲徳栄が優勝して幕を閉じました。






広陵の中村奨成くんの大会6本塁打(新記録)が

なんといっても話題になった大会でしたが、

中村奨成くんのブレイクを誰が予想できたでしょう。

広島県大会の成績、17打数3安打ですよ。(打率176)

(身長181cmの体重78kgっておれとあんまり変わらんし。)

中村奨成くんは彼女はいてるんですかね〜

日本の宝ですから変な女性につかまらないようにしてほしいですね








それでは今年の夏の甲子園での教訓を書いときます。

*夏の甲子園、優勝できるチームは投打のバランスが大事

一昨年の東海大相模、去年の作新学院もそうですが、

やっぱり優勝できるチームは投打のバランスが取れていて、

ピッチャーにもバッターにも注目選手がいてますよね。

花咲徳栄はピッチャーは綱脇くんと清水くんの2枚看板が安定。

安定感のある綱脇くんが試合を作って、

150km投げる清水くんが締める展開が万全でした。

バッターには、3番西川くんと4番野村くんが

打率もあって長打力もある。

そういう意味では優勝に惜しかったのは東海大菅生ですね。









*エースが脆くても2番手のピッチャーが安定してるチームは強い

これ広陵のことなんですけど、

正直、県大会の成績を見て広陵がここまで躍進するとは予想できなかった。

平元くんは県大会で29イニング投げて14四死球ですから、

まあ崩れるだろうなと予想してて、実際崩れた場面もあったんですけど、

2番手に出てくる山本 雅也投手がどのチームもなかなか打ち崩せない。

(花咲徳栄は山本くんを打ち込んでましたが。)

エースも大事ですが、2番手のピッチャーの出来が

甲子園でどこまでいけるかを大きく左右しますね。









*地方大会で三振とりまくってても甲子園は別物。145kmは必要。

大会が始まる前に注目していたのが、

興南の宮城 大弥投手。(1年生)

なんといっても沖縄県大会の成績が、

22 1/3イニング投げて34奪三振。

ダントツの成績でしたから、これは甲子園でもブレイクするだろうと

予想してたんですが、実際は智弁和歌山打線につかまって

早々に降板しました。

地方大会と甲子園の違いを見せつけられました。

やっぱりボールのスピード大事ですね。

最速140km前後のボールでは、

甲子園に出てくるチームからバシバシ三振とるのは難しい。







以上です。

夏が終わった感じがして寂しいですね〜。


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2017年8月4日金曜日

抽選結果!

ついに抽選が終わりましたね!





【第1日:8月7日】
▽1回戦
10時30分 第1試合 彦根東(滋賀)-波佐見(長崎)
13時00分 第2試合 済美(愛媛)-東筑(福岡)
15時30分 第3試合 藤枝明誠(静岡)-津田学園(三重)

なんてゆるやかな初日なんでしょう。




【第2日:8月8日】
▽1回戦
8時00分 第1試合 作新学院(栃木)-盛岡大付(岩手)
10時30分 第2試合 松商学園(長野)-土浦日大(茨城)
13時00分 第3試合 前橋育英(群馬)-山梨学院(山梨)
15時30分 第4試合 日大山形(山形)-明徳義塾(高知)


作新と盛岡大付属が潰しあうの、

もったいないな~

さらに前橋育英と山梨学院が潰しあうのも、もったいないな~






【第3日:8月9日】
▽1回戦
8時00分 第1試合 木更津総合(千葉)-日本航空石川(石川)
10時30分 第2試合 開星(島根)-花咲徳栄(埼玉)
13時00分 第3試合 聖光学院(福島)-おかやま山陽(岡山)
15時30分 第4試合 早稲田佐賀(佐賀)-聖心ウルスラ(宮崎)

木更津総合と花咲徳栄は順調に勝ったら

2回戦で当たってしまうんですね。

聖光学院は1回戦と2回戦は堅そうですね。

3回戦では広陵、中京大中京、横浜、秀岳館のどこかと当たってしまうのがつらいところですが。





【第4日:8月10日】
▽1回戦
8時00分 第1試合 広陵(広島)-中京大中京(愛知)
10時30分 第2試合 横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)
13時00分 第3試合 興南(沖縄)-智弁和歌山(和歌山)
15時30分 第4試合 大阪桐蔭(大阪)-米子松蔭(鳥取)


何この高校野球の縮図みたいな1日。(米子松蔭は除いての話。ごめんなさい。)

2回戦で興南のスーパー1年生の宮城くんvs大阪桐蔭打線が実現したら面白そうですね~





【第5日:8月11日】
▽1回戦
9時30分 第1試合 滝川西(北北海道)-仙台育英(宮城)
12時00分 第2試合 日本文理(新潟)-鳴門渦潮(徳島)
▽2回戦
14時30分 第3試合 北海(南北海道)-神戸国際大付属(兵庫)

仙台育英は直前まで県大会で連戦していたので、遅めの登場で、

しかも相手が滝川西でよかったですね。(滝川西の関係者の人、失礼なこと言ってすみません。)






【第6日:8月12日】
▽2回戦
8時00分 第1試合 大垣日大(岐阜)-天理(奈良)
10時30分 第2試合 三本松(香川)-下関国際(山口)
13時00分 第3試合 明桜(秋田)-二松学舎大付(東東京)
15時30分 第4試合 明豊(大分)-坂井(福井)

このあたり全然、予想つきません。




【第7日】8月13日
▽2回戦
8時00分 第1試合 京都成章(京都)-神村学園(鹿児島)
10時30分 第2試合 高岡商(富山)-東海大菅生(西東京)
13時00分 第3試合 青森山田(青森)-第1日の第1試合の勝者

このあたりも全然、予想つきません。





結局、大阪桐蔭には良い抽選だったんじゃないでしょうか。

広陵、中京大中京、横浜、秀岳館の4チームは不運ですね。

ベスト4がこの4チームだとしても全然驚かない4チームですもんね。


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2017年8月2日水曜日

君はK/BBという指標を知っているか!?K/BBで見る2017夏の甲子園の本当にすごいピッチャー!

野球を詳しい人なら知っていると思いますが、

ピッチャーの実力を測る指標として、

K/BBという指標があります。

奪三振数を与四球数で割ったものです。








1つ前の記事にて、1イニングあたりの奪三振数ランキングを紹介しましたが、

三振を取れても、その分4ボールが多かったら意味が全くありません。

(藤浪投手を思い出してしまう。泣)

この指標では1つの4ボールにつき、何個三振をとれるかというのが出ますので、

おのずと4ボールの多いピッチャーの数字は低くなります。

一般的に3.5を超えると優秀とされています。

上原浩治投手は日本のプロ野球で通算のK/BBが6.68だったそうで、

これは歴代のプロ野球選手の中でも断トツの数字だったそうです。








さあそれでは今回の甲子園の出場校の主戦投手のK/BBの

ランキングを見てみましょう。

(本来はBBにはデッドボールは含まないはずですが、

四死球ではなく、四球の数だけを調べるのは大変なので、今回はデッドボールも含んでいます。なので、本来のK/BBより低くなっています。)



1, 前田 秀紀 聖光学院
2, 宮城 大弥 興南 11.333
3, 松本 健吾 東海大菅生 11.000
4, 稲垣 豪人 日本文理 9.000
5, 岡野 佑大 神戸国際大付 8.667
6, 磯村 峻平 中京大中京 8.500
7, 山口 航輝 明桜 7.500
8, 土合 伸之輔 高岡商 6.600
9, 平田 龍輝 智辯和歌山 6.500
10, 森田 南々斗 日大山形 6.333
11, 吉川 大翔 坂井 6.333
12, 青柳 真珠 松商学園 5.250
13, 徳山 壮磨 大阪桐蔭 5.250
14, 市川 睦 二松学舎大付属 5.000
15, 篠原 聖弥 作新学院 5.000
16, 修行 恵大 大垣日大 5.000
17, 石井 友樹 山梨学院 4.500
18, 山下 輝 木更津総合 4.273
19, 三上 世視滝 青森山田 4.000
20, 皆川 喬涼 前橋育英 3.750
21, 平松 竜也 盛岡大付 3.750
22, 鈴木 愛斗 滝川西 3.400
23, 戸郷 翔征 聖心ウルスラ 3.214
24, 水谷 翼 津田学園 3.125
25, 河野 成季 鳴門渦潮 3.091
26, 川端 健斗 秀岳館 2.846
27, 隅田 知一郎 波佐見 2.750
28, 北本 佑斗 明徳義塾 2.714
29, 石田 旭昇 東筑 2.692
30, 阪口 皓亮 北海 2.667
31, 八塚 凌二 済美 2.500
32, 綱脇 慧 花咲徳栄 2.500
33, 久保田 蒼布 藤枝明誠 2.455
34, 佐渡 裕次郎 日本航空石川 2.412
35, 北山 亘基 京都成章 2.222
36, 植野 翔仁 下関国際 2.167
37, 小松 章浩 おかやま山陽 2.167
38, 長谷川 拓帆 仙台育英 2.150
39, 富田 卓 土浦日大 2.133
40, 中村 優真 開星 2.111
41, 碓井 涼 天理 2.000
42, 辰巳 晴野 米子松蔭 1.900
43, 増居 翔太 彦根東 1.833
44, 佐藤 圭悟 三本松 1.750
45, 平元 銀次郎 広陵 1.714
46, 青柳 貴大 神村学園 1.545
47, 佐藤 楓馬 明豊 1.500
48, 板川 佳矢 横浜 1.417
49, 安在 悠真 早稲田佐賀 1.091



聖光学院の前田投手は、20 2/3イニング投げて、

18奪三振しながら、なんと四死球ゼロ。なので、計算不可能です。笑

素晴らしいですね。





奪三振数ランキングでも、両方でベスト10入りしているピッチャーは

興南の宮城 大弥くん、高岡商の土合 伸之輔くん、中京大中京の磯村 峻平くん、明桜の山口 航輝くんの4人でした。

松商学園の青柳 真珠くんも、奪三振ランキングでは2位でこちらでは12位と素晴らしい内容ですね。


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三振とれるピッチャーが夏を制す!1イニングあたり奪三振数ランキング!

やはり野球はピッチャー!

ピッチャーでも三振を取れるピッチャーが本物!ということで、

今年の夏の出場校の主戦投手の地方大会での

1イニングあたりの奪三振数をランキングにしてみました。

(去年は優勝校の作新学院・今井投手が1位でした。)







1, 宮城 大弥 興南 1.522
2, 青柳 真珠 松商学園 1.326
3, 土合 伸之輔 高岡商 1.320
4, 川端 健斗 秀岳館 1.291
5, 北山 亘基 京都成章 1.224
6, 戸郷 翔征 聖心ウルスラ 1.216
7, 磯村 峻平 中京大中京 1.186
8, 河野 成季 鳴門渦潮 1.186
9, 山口 航輝 明桜 1.169
10, 皆川 喬涼 前橋育英 1.139
11, 山下 輝 木更津総合 1.119
12, 佐渡 裕次郎 日本航空石川 1.098
13, 徳山 壮磨 大阪桐蔭 1.077
14, 森田 南々斗 日大山形 0.983
15, 稲垣 豪人 日本文理 0.964
16, 長谷川 拓帆 仙台育英 0.963
17, 水谷 翼 津田学園 0.926
18, 平田 龍輝 智辯和歌山 0.907
19, 吉川 大翔 坂井 0.905
20, 阪口 皓亮 北海 0.889
21, 市川 睦 二松学舎大付属 0.875
22, 前田 秀紀 聖光学院 0.871
23, 植野 翔仁 下関国際 0.867
24, 篠原 聖弥 作新学院 0.857
25, 北本 佑斗 明徳義塾 0.851
26, 石井 友樹 山梨学院 0.844
27, 松本 健吾 東海大菅生 0.835
28, 平元 銀次郎 広陵 0.828
29, 修行 恵大 大垣日大 0.822
30, 隅田 知一郎 波佐見 0.815
31, 三上 世視滝 青森山田 0.727
32, 平松 竜也 盛岡大付 0.714
33, 岡野 佑大 神戸国際大付 0.703
34, 富田 卓 土浦日大 0.676
35, 鈴木 愛斗 滝川西 0.638
36, 板川 佳矢 横浜 0.622
37, 増居 翔太 彦根東 0.611
38, 久保田 蒼布 藤枝明誠 0.600
39, 青柳 貴大 神村学園 0.593
40, 石田 旭昇 東筑 0.574
41, 八塚 凌二 済美 0.563
42, 中村 優真 開星 0.533
43, 辰巳 晴野 米子松蔭 0.528
44, 安在 悠真 早稲田佐賀 0.522
45, 小松 章浩 おかやま山陽 0.513
46, 佐藤 楓馬 明豊 0.450
47, 綱脇 慧 花咲徳栄 0.400
48, 碓井 涼 天理 0.385
49, 佐藤 圭悟 三本松 0.378

*各チームで取り上げているピッチャーは背番号1を主戦投手(1番多くイニングを投げているピッチャー)です。必ずしも背番号1を背負っている投手ではありません。

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1位はなんと興南のスーパー1年生、宮城投手でした。

興南は初戦でリズムに乗れば本当に怖い存在になりそうです。

2位の松商学園の青柳投手については、

恥ずかしながら聞いたことがなかったんですが、立派な数字ですね。

松商学園は機動力も持っていますし、初戦で楽に勝てれば面白い存在です。








最下位は残念ながら、

香川の三本松高校の佐藤 圭悟投手でした。

きっと打たせて取るピッチャーなんでしょうね。


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